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【学生向け】ブレンデッド教育で効果的に学習する12のポイント

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ブレンデッド教育で効果的に学習する12のポイント

ブレンデッド教育とは、対面とオンラインの学習活動を効果的に組み合わせたカリキュラムおよび授業形態を指します。特に2020年度からは、新型コロナウイルス感染症対策として、インターネットを利用したオンライン授業も積極的に取り入れられるようになってきました。このページでは、これまでにない環境の変化の中で学習する学生の皆さんに向けて、ブレンデッド教育でどのように学習を進めていけるかに関して情報を発信しています。

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ブレンデッド教育で効果的に学習する12のポイント

1. ブレンデッド教育について理解しましょう

  • ・ブレンデッド教育とは、対面とオンラインの学習活動を効果的に組み合わせたカリキュラムおよび授業形態の総称です。

 

2. オンライン授業の受講に最適な接続環境を準備しましょう

  • ・Windows10以上(MacOSiOSの場合は最新のOSPCを用意して、光回線やWi-Fiなどの安定した環境下で学習しましょう。タブレット等の機器を複数持っている場合は、用途を分けて使用するのもおすすめです。
  • ・イヤホンやヘッドフォンを使用すると音声が聞き取りやすくなり、ハウリングを軽減できます。マイク付きのものであるとベターです。
  • ・授業時のカメラの設置位置は、自分の正面(頭〜肩あたり)が写るように調節しましょう。スタンドを使用する、PCの下に本を重ねるといった対応が可能です。
  • ・授業中は、基本的にミュートに設定しましょう。Zoom等で、音は想像以上に拾われてしまいます。質問する時や教員からの指示がある時に解除するようにしましょう。

 

3. 授業外学習時間を含めて、計画的な受講計画を立てましょう

  • ・「学修」とは、大学での授業と授業外の自主的な予習・復習等の2つを含む概念のことです。1単位の授業は45時間の学修、2単位の授業は90時間の学修が必要になります。
  • ・授業時間外の学習時間数は、講義形式の場合、授業時間の2倍の時間数が課せられるのが一般的です。90分授業であれば、180分に相当する予習・復習が必要になります。
  • ・各授業科目のシラバスを熟読し、自分の興味・関心と一致しているか確認した上で履修登録をしましょう。特に授業の目的や学習目標を確認して、自分が何を達成したいのかを把握しておきましょう。
  • ・授業開始後にも履修取消期間が設定されているので、受講しない場合は、この期間中に忘れずに取り消しをしましょう。
  • ・授業ごとに担当教員への連絡方法を確認しておきましょう。授業を欠席する場合、事前に連絡しておくことで、欠席した授業回の配布資料や録画映像などに関して教員との情報共有が円滑に進められます。

 

4. 必要な情報は、構造化して管理するようにしましょう

 

5. 接続が途切れないように、通信量に気をつけましょう

  • ・アプリ上のビデオ(映像)を表示しない設定にすることで、データ通信量を減らせます。
  • ・PCやタブレット、スマホ、紙を併用することで、デバイスにかかる負担を分散させるという手もあります。
  • ・使用していないアプリやソフト、ブラウザは閉じるようにしましょう。
  • ・接続が悪い場合や切れてしまった場合は、落ち着いて、アプリやPCを再起動してみましょう。

 

6. 課題提出時には注意しましょう

  • ・課題を提出する時は、ファイル名と本文中に学籍番号・名前を必ず記載するようにしましょう。
  • ・大阪大学ではマイクロソフト社と包括契約を結んでいるので、本学学生はWindows OSやOfficeなどの製品を利用できます。
  • ・代替手段として、スマホ用のスキャナアプリを使って手書きのノートをPDF化することができます。また、Googleドキュメントで作成してPDF化することもできます。

 

7. 課題にはしっかりと誠実に取り組みましょう

  • ・学問的誠実性とは、学問に対する誠実さに関わる価値観とスキルのことです。これは、学問をする者が遵守すべき基本的なルールです。これが守られなければ、人類がこれまで積み重ねてきた知が正しく継承されなくなってしまいます。大学の定める規則に抵触すれば処分にあたる可能性も出てきますので、くれぐれも気をつけましょう。
  • ・出典を適切に示すことなく他人の考えや作品を自分のレポートや作品に含めることは剽窃(ひょうせつ)と呼ばれる行為で絶対におこなってはいけません。
  • ・一人でするように求められている課題を他の人と一緒に仕上げてはいけません。
  • ・テストやレポートでのカンニング行為も絶対におこなってはいけません。
  • ・配布された授業資料や他人の成果物を許可なく公開することは禁止されています。

 

8. 自分から学習する習慣を身につけましょう

  • ・授業外での学習時間をしっかりと確保することを考えて、1日の授業スケジュールを管理・調整するようにしましょう。KOANアプリやGoogleカレンダーなどを利用すると便利です。また、シラバスを読んで、授業の学習目標を確認しておくことがお勧めです。
  • ・遅刻や欠席の場合は、事前に教員に直接連絡をとりましょう。やむを得ず事前連絡できない場合は、事後に連絡するのがマナーです。
  • ・授業内容がよくわからない場合は、図書館で調べたり、同じ授業を受けている他の学生やTA(ティーチングアシスタント)、先生に質問したりしましょう。
  • ・定期的に自分の学習を振り返って、スケジュールを再調整したり自分の学習ペースを作ったりしましょう。
  • ・生活のリズムの立て直しができないなど、困ったら自分一人で抱え込みすぎず、助けを求めましょう。

 

9. ICTツールをうまく使い分けて学習効果を高めましょう

  • 【コミュニケーションのためのツール】
  • ・Slack:メッセージやWord、Excel、PowerPointなどのファイルの送信ができます。投稿されたメッセージについては、それへの応答をスレッドという形でまとめていくことができ、議論の流れを見えやすくすることができます。また、課題別にトークの部屋(チャネル)を変えることもできます。
  • ・Discord:チャットや音声通話など、招待されたサーバー内でコミュニケーションをとれます。話題ごとのチャットを作って、話題を整理できます。
  • ・LINEオープンチャット:お互いのアカウント情報を共有せずに、匿名性を保ちつつ、コミュニケーションができます。
  • ・Miro:オンライン上でホワイトボードのように付箋を貼り付けていくことができるツールです。付箋どうしは矢印で結び付けることもできます。グループでアイデア出しをする時などにお勧めです。
  • ・KOAN:大阪大学での教育に関する事柄を支援するシステムです。大学や教員からの連絡等、コミュニケーションの手段としても使われます。
  • ・CLE:授業をIT面からサポートするための授業支援システムで、授業の資料や映像等を確認するだけでなく、掲示板を利用して教員や他の学生とコミュニケーションをとることができます。
  • ・BCU(Blackboard Collaborate Ultra)…CLEベースで遠隔講義をおこなうことができるシステムです。画面共有やチャット機能、挙手や今の気分を伝える反応ボタン、ホワイトボード機能、ブレークアウトグループ機能を使ってコミュニケーションをとることができます。
  • ・ZOOM:遠隔講義をおこなうシステムです。CLEを経由せずにやり取りできるので、授業時間外に学生同士でやり取りする際に便利です。

  • 【学習記録のためのツール】
  • ・GoodNote5:iPad/iPhone/MacとPC用のペンを持っている学生にはお薦めの手書きアプリです。ハイライトや注釈の追加ができます。
  • ・Google Document:ウェブブラウザ上で使えるWordです。
  • ・Padlet:ウェブ上に様々な形式のファイルを保管することができ、他者との共有が簡単にできます。

 

10. 心と身体のケアをしましょう

  • ・PCのディスプレイを見続けることにより、目や心身に影響が出る場合があります。画面との距離をとる、明るさを調整する、休憩をとる、起きる時間と寝る時間を決めて十分な睡眠時間をとる、軽い運動をする、気分転換と運動を兼ねて大学図書館や学習スペースを利用する、などをしましょう。

 

11. 一人で解決できない時には助けを求めましょう

  • ・授業時間内にオンライン会議システム上で、挙手ボタンやチャットを用いて質問しましょう。
  • ・他の学生の前で質問しづらい時には、メールで質問しましょう。
  • ・大学のホームページを検索して、情報を得ることができます。
  • ・友人や先輩から情報を得ることができます。
  • ・キャンパスライフ健康支援センターに相談することができます。
  • ・コロナ禍の現在、状況は刻々と変化しています。大学のホームページやKOAN、掲示板、メールは何度も確認する習慣をつけましょう。

 

12. 授業内外で学生同士の交流を深めましょう

  • ・授業内外で空いた時間に、学生同士でフリートーク(雑談)をするようにしましょう。
  • ・授業中は、挨拶をする、相手の話を聞いて頷く、拍手する、質問する、チャットでコメントを書くといったインタラクションを積極的におこないましょう。
  • ・授業で知り合った学生同士で、オンライン交流会を自主的に開催してみましょう。
  • ・大学が主催しているオンライン交流会もあるので、ぜひ検索してみてください。

 

 

参考資料

このガイドは以下の論文・文献・ウェブサイトを参考に作成しました。