大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

クラウンブリッジ補綴学

オンライン教育ガイド
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担当教員 峯 篤史(歯学研究科)
履修学年 3年
履修者数 52名

授業形式

対面授業
オンデマンド型スライド講義:音声入りスライドや映像をアップロード
オンデマンド型動画講義:動画(基本的に教員の映像あり)をアップロード

活用しているツール 

KOAN/大阪大学CLE/echo設置教室での収録(無観客授業)

成績評価として活用する予定のもの

従来型の筆記試験

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】CLEに講義ビデオおよび配布資料(パワーポイントで作成)をアップロード(2晩)。
授業中 学生】講義資料とともにビデオを視聴。(90分)
授業後 【学生】CLE上のアンケートに感想を提出する。
【教員】学生の感想をもとに次の講義を改善する。

オンライン授業やブレンデッド教育をするにあたって工夫していること

できる限り効果的に「雑談」も入れるように工夫しました。普段の対面授業と同じように、時事ネタも入れるようにしました。努力して「自分が学生の時の感覚」を取り戻し、NetflixやYouTubeに負けないように気張りました。

学生の反応

学生さんのアンケートで「昨年と同じ動画を使われている先生もおられる中、私たちのために動画を作成し、私たちに寄り添った言葉をたくさんくださって嬉しかったです。私も頑張ろうと思うことができました。」とありました。学生さんに「頑張ろう!」と思っていただくプラスの効果があったとすれば、これほど嬉しいことはありません。

オンライン授業やブレンデッド教育を進めるにあたって苦労したことや課題

こちら側からは想像できていなかった「学生さん側の不都合」があり、驚きました。例えば、配布資料に関して,きれいなものが良いと思っていたのですが,以下のとおりの意見をいただきました。
「レジュメの背景の色が白以外の青色などになっていて、コピーする際に白以外であるとインクの量がすごい量になってしまい印刷ができず少し困りました。」 「印刷の際に講義スライドの背景が青や黒など暗い色だと印刷に時間がかかったり、インクを大量に使うのでインクの減りが非常に早くなったり、印刷した黒っぽい背景の上にメモが書けなかったりするため、スライドの背景を白っぽいものにしていただけるとありがたいです。」

オンライン授業やブレンデッド教育で悩まれている先生へのメッセージ

学生さんのアンケートで 「オンラインになって試験のときにしか先生方に会うことがなかったため、名前と顔が一致せず、とても寂しかったです。」 「顔出しをしてくだっさていたので、どんな先生なのかイメージがついてよかったです。」 と、複数人が書いて下さっていました。 われわれが思っている以上に学生さんはこちらのことを気にしてくれていることを感じました。

学生さんのアンケートで 「わかりにくいところ、改善点などはほんとに無かったのですが、強いてあげるなら、授業の時に実験の話とかをしてる際に横に先生の動画があると気づいたらそっちに集中していた時がありました。これは僕だけかもしれません。」 という意見もありました。 学生さんによって千差万別であることを再確認しました。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp