大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

画像処理論

オンライン教育ガイド
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担当教員 佐藤 宏介(基礎工学研究科)
履修学年 3年
履修者数 51名

授業形式

リアルタイム型動画講義:リアルタイム(基本的に教員の映像あり)で動画を配信

活用しているツール 

大阪大学CLE/YouTube/ImageJ, Processing

成績評価として活用する予定のもの

オンライン上でのミニ試験
オンライン上での期末試験
ミニレポート

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】CLEに講義資料をアップロードし、学生に教科書の該当ページなど学習内容を伝える。
授業中 教員+学生】リアルタイムZoom動画配信授業(90分)
授業後

【学生】CLEテスト機能を使った確認小課題に取り組む。

【学生】フリーウェアImageJ、Processingを使った演習課題に取り組み、レポートをCLEにアップロードする。
【教員】CLEテスト機能を使った確認小課題の成績を把握し、クラスの理解度を把握する。

次回授業 【教員】学生の課題に対して全体講評し、理解度の低い単元は補講する。

オンライン授業やブレンデッド教育をするにあたって工夫していること

  • ライブ感を高め、教員と学生とのリンケージを向上させるために、講義スライドの横に教員の姿を合成してリアルタイム動画配信している。技術的には、WindowsでWebカメラの教員像をXsplit VCamの子画面ウィンドウとして映し、その横に授業コンテンツのPowerPointウィンドウ(全画面表示ではなくウィンドウ内表示)やブラウザウィンドウを横に並べる。Zoomの画面共有「画面の部分」(画面共有選択メニューをベーシックから詳細に切り替えると選択可能となる)で、授業コンテンツとWebカメラ子画面とを左右に合わせて切り抜き配信する。Zoomの画面共有「バーチャル背景としてのPowerPoint」でも同様のことが行えるが、Webカメラの子画面がスライドの一部を覆い隠してしまうため採用していない。
  • アイスブレイクや基礎知識の確認等に、Zoomの挙手機能をクリッカー的に活用している。
  • インターネット上の参考資料やYouTube映像資料のURLをあらかじめCLEで提供しておき、授業時には教員PCのブラウザ画面を共有し、それら資料を視覚的に紹介することで、授業後の復習での参考資料へのアクセスを誘導した。

学生の反応

スライド教材に教員の映像が伴うことが、授業としてのイメージを想起しやすく好評であった。

オンライン授業やブレンデッド教育で悩まれている先生へのメッセージ

対面授業に比してオンライン授業は学生の理解度を把握することが困難になります。小さな確認課題であれ、オンライン授業では学期中の理解度のモニタリングが重要と思います。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp