大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

異文化コミュニケーションとパフォーマンス

オンライン教育ガイド
閉じる
閉じる
担当教員 中野 遼子(国際教育交流センター)
履修学年 全学年
履修者数 20名

授業形式

対面授業
オンデマンド型テキスト講義:講義資料(音声や動画はない)をアップロード
オンデマンド型動画講義:動画(基本的に教員の映像あり)をアップロード

活用しているツール 

大阪大学CLE/ロイロノート・スクール/Zoom/YouTube/LINE/Googleドライブ(ドキュメント、スライド、スプレッドシート等)

成績評価として活用する予定のもの

期末レポート
毎回のコメントシート
プレゼンテーション

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】資料を事前にアップロード。
ロイロノートスクールの提出箱の作成。
授業中 【学生】授業中のグループディスカッションやワークショップに参加。
【教員】PPTを使用した授業を実施。またはワークショップのファシリテーター。
授業後 【学生】・コメントシートに記入して提出。(ロイロノートスクールにログインできない学生には、Googleフォームにより回答してもらう)。
・(時差の都合等で)リアルタイムの授業を休んだ学生は、CLEにアップされた授業動画を見てコメントを提出する。

【教員】授業の動画、資料等をCLEに提示する(120分以上)。
・ロイロノートで提出されたコメントにフィードバックを英語で書く(120分)。
・メールで授業に来られなかった人への連絡と、次の授業の宿題等を英語で送る(60分)。
・コメントをWordファイルにまとめて、次の授業中に全て提示して、よかったものを読み上げて紹介する(60分)。

オンライン授業やブレンデッド教育をするにあたって工夫していること

  • 毎回授業後に学生に、コメントシートのリマインドと次回の授業についてメールする。
  • 良いスピーカーの準備。
  • 授業前に何度もリハーサルを行う。
  • 毎回授業のビデオをアップロードすること。
  • 毎回ブレイクアウトルームのメンバーを事前に考えておくこと。
  • 教室に来る学生には、PC、ヘッドフォンを持ってきてもらう。
  • 教室に来る学生への、感染対策の案内(机の位置を前もって決めておく)。

学生の反応

  • オンライン参加の学生は、オンラインでも受講生同士でコミュニケーションが取れてよかったと話しておりました。
  • ただ、対面だったらもっと多くコミュニケーションをとることができたのに、と話していました。

オンライン授業やブレンデッド教育を進めるにあたって苦労したことや課題

  • 授業しながら、機械を操作したり、オンラインの生徒の反応を見たり、室内の学生に注意をしたり等、同時にやるべきことがかなり多く、注意散漫になります。そのため、TA等がいないと難しいです。
  • ブレンディッド授業の際、教室の声がスピーカーで届けにくく、いろいろなスピーカーを試しました。ミーティングOWLや、eMeetでは、十分にオンライン参加の学生に、教室の声が聞こえないことがあったようです。今の所、「ワイヤレスマイクシステム Comica BoomX-D2 外付けマイク」を使用した、ブレンディッド授業が1番音声がキレイに聞こえました。
  • オンラインだと、学生が外から受講しています。また、インターネット接続を理由に、授業に遅刻したり、早退したりすることもあり、授業態度について注意したこともあります。
  • あと、教室のインターネットが弱く、毎授業に1回は、ZOOMから落ちてしまいました。

オンライン授業やブレンデッド教育で悩まれている先生へのメッセージ

  • オンライン授業は、対面授業より、配慮すべきことがたくさんあるので、事前のリハーサルは必須です。

※授業の紹介動画のURL: 
 “Interultural/Language Communication and Performance Online” https://youtu.be/H0l7XcPDrVg

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp