大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

文化社会学

オンライン教育ガイド
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担当教員 山中 浩司(人間科学研究科)
履修学年 3-4年
履修者数 60

授業形式

オンデマンド型スライド講義:音声入りスライドや映像をアップロード

活用しているツール 

大阪大学CLE

成績評価として活用する予定のもの

ウェブ上での期末試験
毎回のコメントシート

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】CLEに音声付きパワーポイントファイルとそのビデオ版をアップロードし(学生は一週間のみ利用可能)、学生がコメントを入力できるように記述式テスト問題を設定する。学生のコメントとコメントに対する教員のフィードバックは、学生側から随時見れるように設定を行う。
授業中 【学生】音声付きパワーポイントファイルまたはそのビデオ版を視聴し、内容についてのコメントをCLEのテスト機能を使って入力する。
授業後 【教員】学生のコメントを読みフィードバックを入力する。
【学生】フィードバックを読み、試験に備える。

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • 全体を3分割して、1つのファイルが30分以内に収まるようにする。
  • ファイル容量が過大になりすぎないように注意する。
  • スマホで視聴する学生のためにビデオ版を作成する。
  • 資料は別途資料のみアップロードする。

学生の反応

ファイルを3分割したことは好評で、受講しやすくなったという声が多いです。また、学生のコメントは、対面授業でのコメントよりもはるかに的確で内容のあるものになりました。ただし、一部、ビデオ版が途中でとまる、パワーポイントのビデオが再生されない、容量が大きくて昼間のダウンロードが難しいなどの声が初期にはありました。

オンライン授業で悩まれている先生へのメッセージ

オンデマンド視聴のためにアップロードするファイルを分割し、容量をできるだけ小さくし、1ファイルの視聴時間を短くすることで学生側の負担がかなり軽減されます。学生が自分を課題マシンと感じないようにする配慮が必要(授業内容と課題のバランスをとり、学生ばかりが作業をするということをなくす)と思います。

オンライン授業を進めるにあたって苦労したことや課題

特にビデオ版を制作する場合には時間もかかり、また、作成されたビデオが正常に動くかどうかというチェックも必要で、かなりの時間をとられます。学生のコメントへのフィードバックを毎回実施するには、授業時間の2倍程度の時間も必要になり、かなりの負担になります。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp