大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

学問への扉(シルクロードを読み解く)

オンライン教育ガイド
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担当教員 坂尻 彰宏(全学教育推進機構)
履修学年 1年
履修者数 17

授業形式

オンデマンド型動画講義:動画(基本的に教員の映像あり)をアップロード
リアルタイム型動画講義:リアルタイム(基本的に教員の映像あり)で動画を配信

活用しているツール 

KOAN/echo(収録済みの動画等のアップロード)Zoom/YouTube/大阪大学CLE

成績評価として活用する予定のもの

ミニレポート
毎回のコメントシート
4〜5名のグループによる古文書の内容を紹介する動画作品の作成(作品自体ならびにワークでの取り組み)

ある1コマの授業プラン

授業前

【教員】CLE に古文書解読用の写真・参考資料・ワークシート等をアップロードし、学生に解読の範囲や方法を伝える。

【学生】古文書を自分なりに解読し、ワークシートに解読結果を記入し、授業に備える。

授業中

【教員】前回の授業についての質問に答えたり、この日のグループワークの方法や目的について説明する。(15分)
【学生】Zoom のブレイクアウト機能で4〜5名のグループに分かれグループワークを行い、それぞれの解読結果を突き合わせて統合テキストをつくる。(30分)
【教員】ブレイクアウト機能を解除し、各グループの代表者を指名して、古文書をどう読んだか確認しながら、読み方や内容について解説する。(40分)

次回の課題について説明や解説を行う。(5分)

授業後 【学生】今回の解読結果を記入したワークシート(授業中のグループワークの結果や教員の解説内容も書き込んだもの)をPDF形式でCLEに提出する。質問・感想等があれば同時にCLEのテキスト記入欄に記入。次回の課題(文書解読など)を行う。
【教員】学生の質問・感想に対して簡単なフィードバックをCLEに提示し、重要な質問については次回の授業の冒頭でクラスで共有する。次回の授業用の資料をアップロードする。必要に応じてZoom等で解説用の動画を作成し、echoコンテンツアップロードにアップロードする。

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • グループワークの準備や進行について、ブレイクアウト機能で「部屋」が別れる前に、ルールやワーク目的を提示して確認した。
  • ワーク中も適宜「各部屋」を回って、学生が困っていないかどうか確認した。

学生の反応

授業中のグループワークや課題の動画作品作成の際にグループで協力できたことに、プラスの反応を示していました。

オンライン授業で悩まれている先生へのメッセージ

オンデマンド教材の録画や録音をする際に完璧なものを作ろうとするととても大変なので、多少言い間違えや展開に不備があってもそのまま提供し、リアルタイムの授業やCLE上のコメントなどでフォローするようにしました。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp