大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

教育方法学

オンライン教育ガイド
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担当教員 村田 純一(全学共通教育機構)
履修学年 全学年
履修者数 60

授業形式

オンデマンド型スライド講義:音声入りスライドや映像をアップロード
リアルタイム型動画講義:リアルタイム(基本的に教員の映像あり)で動画を配信

活用しているツール 

KOAN/Zoom/大阪大学CLE/メール(outlook)

成績評価として活用する予定のもの

ミニレポート
期末レポート
プレゼンテーション(一回だけZoomを利用して、学級通信作成回の作品の発表をした)

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】CLEに講義資料とパワポレジメをアップロードし、学生に学習内容を伝える。
授業中 【学生】講義資料とパワポレジメを読み、課題(ミニレポート等)に取り組む。(90分)
授業後

【学生】課題(ミニレポート等)をCLEに提出する。
【教員】学生の課題に対してフィードバックをCLEに提示する。

【学生】フィードバックの内容を確認し、復習する。

最終レポートに向けて徐々に準備する。

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • パワポレジメを昨年対面授業時に口頭説明していたものを、文章化による説明を画像も加えて改良対応した。
  • 学生の孤独化を和らげるため、授業通信を作成し、それによいミニレポートなどを紹介し、入学以来会うことのできない、同級生や先輩などの考えなどを共有できるようにした。最後にアンケートをとったら、概ね好評であった。

学生の反応

  • アンケートでは、概ね講義内容は好評であったが、特に一年生は、友達を作る機会も少なく、友達と相談することもやりにくいということが伝わってきた。
  • 最終レポートは、大問:「多くの参考文献リストから自分で選び考察」。
    小問:「対面授業とメディア授業の長短の比較考察」を行なった。
  • 小問で、対面の意義として、私の考える「生徒同士と教師も含めたコミュニケーションと協同」と同趣旨の指摘があり、対面がよいとする意見が多かった。
  • アンケートでは、体験的な内容(模擬通信作成、学習指導案作成)などが特に良いとする傾向があったが、学的内容の回が良いとする学生も、中には存在する。バランスが必要である。最終レポートの、「大問:多くの参考文献リストから自分で選び考察」という方法も好評であった。

オンライン授業で悩まれている先生へのメッセージ

授業通信を使ったコミュニケーションもして好評であったが、多忙化の問題もあり、それは教育条件の改善が必要です。Zoomは、対面的であるが、バーチャル的なので、リアルには勝てません。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp