担当教員 | 松下 誠(情報科学研究科) |
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履修学年 | 1-6年 |
履修者数 | 151 |
オンデマンド型動画講義:動画(基本的に教員の映像あり)をアップロード
リアルタイム型スライド講義:音声入りスライドを配信
Blackboard Collaborate Ultra/echo(収録済みの動画等のアップロード)/大阪大学CLE
ミニレポート
Echo360視聴履歴
授業前 |
【教員】PowerPointスライド作成、PDF形式でCLEへアップロード。授業動画を撮影、Echo360へアップロード。CLE上でミニレポート提出場所を設定。 【学生】教科書を用いた授業内容の予習。 |
授業中 | 【教員】(授業はEcho360上の動画となっているため、特段なし) 【学生】CLEからスライドPDFダウンロード。Echo360で授業動画閲覧。 |
授業後 | 【教員】Blackboard Collaborate Ultraを用いた学生からの質問に対する回答、ミニレポート解説、その他授業関係や大学関係の告知。提出されたミニレポートの確認。Echo360視聴履歴の収集。 【学生】Blackboard Collaborate Ultraを用いた教員への質問(必要な学生のみ)。ミニレポートの作成、提出。 |
レポートの量が多い点は不評かなと認識していますし、全般的にメディア授業となってしまったことに由来する影響はありますが、それ以外は取り立てて何か、という反応は多くない気がしています。ただ、ほぼ1年生が受講する授業のため、受講生には他に比較する材料がないと考えられ、従って「大学の授業はこんなもの」だと感じている可能性は否定できません。Echo360の機能で再生速度を速める機能があるのですが、それを多用する学生が案外多かったように思います。また、金曜日の授業が多い学生が、授業の集中を避ける目的で、木曜日にEcho360授業動画を閲覧する傾向があるようでした。
既にPowerPoint等を使った講義がなされているのであれば、講義室で話すか自室でビデオ撮影するか、の違いが大きいものの、それ以上の違いがあるとは思いませんでした。聴衆になる学生がいない状態で講義を行うモチベーションをどう維持するか、は開始当初問題かなと思いましたが、それも何度かやって慣れると、比較的なんとかなりやすい気はします。
今年度は試験を断念したのですが、試験をやらない場合にどうやって成績を決めるか、は結構悩ましいところかなと思います(オンラインでの試験実施はなかなか難しいだろうと判断しています)。今回はある意味で安易にレポートを試験の代わりにしましたが、学生視点では「たくさんの授業が毎回レポートを出してくる」ことになり、おそらくは大変だったんじゃないかという気はします。毎回のレポート量はそんなに多くならないようにする、くらいしか対応する方法なかったわけですが、ここでいい方針があると良いかなと思います。