大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

基礎解析学I

オンライン教育ガイド
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担当教員 降籏 大介(サイバーメディアセンター)
履修学年 1年
履修者数 78

授業形式

オンデマンド型スライド講義:音声入りスライドや映像をアップロード

活用しているツール 

大阪大学CLEOBS studio(動画収録用ソフトウェア), Olive(動画編集ソフトウェア)

成績評価として活用する予定のもの

ウェブ上での期末試験
ミニレポート

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】CLE に授業資料(動画)をアップロードし,同時に,ミニレポート(授業視聴を習慣づける目的)用の簡単な問題を掲示する。
授業中 【学生】授業資料を視聴し,ミニレポートに取り組む。
授業後

【学生】ミニレポートを作成し,CLE に提出する。

【教員】CLE 掲示板に出された質問等に回答し,フィードバックを行う

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • 音声入りで解説している時に,スライドの「どこを指しているのか」を学生が見失わないよう,常に注視点をマウスで線を引く,書き込む,などの工夫をして資料動画を作成した。
  • 学生のネットワーク通信への負担を考え,動画をかなり圧縮した。

学生の反応

オンライン授業なために、ある程度の段階で授業に参加(資料を視聴)しなくなる学生がかなりの人数に上がるのではないかと懸念していたが思ったより多くの学生がついてきたこと、授業内容への質問が(思ったより少ないが) CLE 掲示板になされたことなどから、比較的良い反応であったように思われます。

オンライン授業で悩まれている先生へのメッセージ

試験以外は、小さな工夫を重ねることでオンライン授業でも良い教育成果をあげることができるように感じます。 対面授業と異なり学生の理解度を表情等から読み取れませんので、オンライン授業では授業資料は学生が繰り返し参照できるようなものにするなどの配慮があると良さそうです。 あと、スライドは手書きでも問題ありませんし、音声入れはやり直さないで一発録りで大丈夫です。そうすれば教員の負担もそう驚くほど大きなものではないので、動画を資料として準備することに躊躇されている先生もご考慮されてはいかがでしょう。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp