大阪大学
大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

調査・研究インターンシップ

オンライン授業実践ガイド
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担当教員 新田 啓之(経済学研究科)
履修学年 修士1-2年
履修者数 12

授業形式

オンデマンド型テキスト講義:講義資料(音声や動画はない)をアップロード
リアルタイム型スライド講義:音声入りスライドを配信

活用しているツール 

KOAN/Zoom/大阪大学CLE

成績評価として活用する予定のもの

期末レポート
プレゼンテーション

出席点

ある1コマの授業プラン

授業前 【学生】CLEに講義資料をアップロード
授業中

【教員】資料の説明
【学生】Zoom上でのディスカッション
Chatでの教員の質問に回答
Chatでエクセル等のファイルを送信(環境によりファイル送信ができない場合もあり)
【教員】ディスカッションの内容、回答を研究室の白板、Zoomのホワイトボード、画面共有したPPT等にまとめて議論を誘導
【学生】演習結果をZoom上で音声をONにし発表(教員説明時には音声はOFF、授業中は映像はON)
【教員】演習、議論の内容をフィードバック

授業後 【学生】レポート等は特になし

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • 学生の表情を読む⇒画面共有中の説明も、学生の表情をスクロールしながら見ている。
  • 教員・学生同士の交流を促進する⇒授業約30分前からZoomの会議室を開放し、教師への質問・相談、学生同士の雑談の場を作っている(原則登校禁止のため、友達ができないとの学生の声へも対応(うまくいったかは分かりませんが))。
  • 説明時間を長くとりすぎない⇒パワポの共有画面だけの授業はつまらない、集中力が持続しない。
  • 宿題は出さない⇒他の先生の授業でレポートが多くなり、学生の負担が増加しているとの声があり、宿題は自粛。本人の意欲で提出するものは添削、フィードバック。
  • 学生を孤立させない⇒教室での授業のように隣と話すなど横のつながりがないので、学生が孤立しないようにリアルの授業よりも留意した。画面の切り替え時には教員が何をやっているかを丁寧に説明(無音が続かないように)、チャットの会話も活用(オンラインで発言しにくい学生への配慮)等。

学生の反応

 学生の反応はリアルの授業よりもオンライン授業は分かりにくい。画面の前ではあまり首を傾げない(ような気がする)、笑い声・呟き声が聞こえない(ハウリング防止のため音声はOFF)、前のめりになる等の姿勢が見えない、視線が合わないなどのため、学生の理解度や関心が把握しづらく、授業のテンポを作りづらい。また、レスポンスにタイムラグがあるため、学生の反応やノリもリアルの授業に比べて今一つ、というのが自己評価。
 リアルアイム、双方向(教員が生でしゃべる)授業が少なかったためか、授業そのものやディスカッション、演習等の評価は高かった。

オンライン授業で悩まれている先生へのメッセージ

  • リアルの授業には勝てない、と開き直りオンラインの良さを生かす工夫を。
    例えば、手を上げる機能で即席アンケートを行う(初めての授業で、「あなたは緊張していますか?」という質問をしたら、手を挙げた人が8割くらいいました。)、PCで行う授業なのでEXCELを使えるため各自15分くらいの作業を行う(教員は15分の休憩、学生は教室よりも自室の方が作業に集中しやすそう)など、リアルな授業では難しいことをやることで、オンラインならではの良さを出せればよいと思います。
  • 細かめのタイムスケジュールを
    EXCELで簡単な1コマ90分のタイムスケジュールを作成。1クール15分以内として、説明、議論、作業、質問、動画視聴等で組み立て、気分転換や小休止ができるように工夫。
  • オンラインでの議論を躊躇せず、思い切って導入を。
    7月にリアル組とオンライン組とでハイブリッド型の授業を行いました(授業自体は大変でした)。同じテーマで議論し、お互いに発表したのですが、成果はオンライン組の方が良かったです。リアルの授業でも議論が不発に終わる場合もあるので、積極的に導入してほしいです。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp