大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

世界は今 : グローバル・リーダーシップを考える

オンライン教育ガイド
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担当教員 木川田 一榮(大学院国際公共政策研究科)
履修学年 1-4年
履修者数 80

授業形式

リアルタイム型動画講義:リアルタイム(基本的に教員の映像あり)で動画を配信
リアルタイム型スライド講義:音声入りスライドを配信

活用しているツール 

KOAN/大阪大学CLE/Zoom 

成績評価として活用する予定のもの

ミニレポート
期末レポート
プレゼンテーション
その他:
Peer Review (チームメンバーからの10項目活動評価)、クラス討議の貢献度、
チームが選ぶリーダーシップ賞、出欠、その他特別加点

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】CLEに次回配布資料をアップロード。予習課題を伝える。
【学生】事前にZoom/LINEを駆使してGroupworkをし、発表の準備をする。
授業中 【教員】本日のテーマに関するVoyage Quizを数問する。これにより学生の参加姿勢を高める。
【学生】チーム内で答えを出し合い協議し、代表がTAに答えを送付する。
【教員】正解を出し、テーマの解説をする。次回の課題を出し、復習と予習を促す。
授業後 【教員】質問のある学生をZoomミーティングに残し、対話をする。
【学生】After Action Reviewをする(復習)。予習課題についてGroupworkをする。Online授業について改善提案や意見のある学生は、教員とメールのやりとりをする。

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • ”We’ll never walk alone.”「ひとりぼっちにならないように、共に歩もう」を統一標語にして、80名を8人一組で10チームに分けて、オンライン・グループワークに挑戦しています。10チームの異なる考え方を共有し、クラス全体が”One TEAM”になることをめざしています。
  • 予習して参加するように、ビジュアルな資料を事前配布しています。
  • 受け身にならないように、毎回テーマに関するQuizに答え、チーム毎に正解の☆を獲得する競争環境を創っています。

学生の反応

チームごとにチーム名・共通目標・約束事・役割などを自主的に決め、チームの連帯感が築かれています。授業中に回線の不都合により、不通になった学生は、チームメンバーの誰かが気づき、教員に知らせて、再参加させるという助け合いが起こっています。とても相互を思いやる前向きな姿勢を示しています。今回は、あえて予習・復習などの課題をだして、Groupworkをしなくてはならないようにしましたが、嬉々としてそれに応える様子が伝わってきます。

オンライン授業で悩まれている先生へのメッセージ

教員と学生という双方向コミュニケーションだけでなく、ICTが使いこなせるNeo Digital Nativeたち同士がコミュニケーションを行うような進め方を工夫されるとよいと思います。想像以上の連帯感が生まれているのが驚きです。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp