大阪大学のオンライン授業実践事例一覧

総合英語

オンライン教育ガイド
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履修学年 1-4年

授業形式

オンデマンド型スライド講義:音声入りスライドや映像をアップロード
リアルタイム型動画講義:リアルタイム(基本的に教員の映像あり)で動画を配信

活用しているツール 

KOAN/Zoom/LINE/大阪大学CLE

成績評価として活用する予定のもの

ミニレポート

ある1コマの授業プラン

授業前 【教員】ZoomのIDとパスワードについて告知。スライドがある場合には、スライドショー形式と動画 (mp4) 形式 (いずれもナレーションつき) をアップロードする。
【学生】テキストの予習をする (授業内で指示された部分) 。
授業中 【教員】Zoomで授業を実施。前回授業のレポートのリフレクション。スライドショーを画面共有で見せながら説明。そののちその回の授業開始。時折スライドショーを使用。対面授業でランダムに当てて発表してもらうつもりだった部分については、チャットに書き込んでもらい、全員で共有し検討することにした。グループディスカッションはブレイクアウトルームで実施する。
【学生】チャットへの書き込み。ディスカッションで話した内容を代表の学生が発表する。
授業後 【教員】接続の問題でオンライン授業に参加できなかった学生のために講義をZoomで撮影する。
【学生】CLEにレポートを提出する。
【教員】レポートをチェックし、評価をつける。レポートで気になる点についてリフレクションの準備する。

オンライン授業にするにあたって工夫していること

  • 初回授業はお試しで、授業で使う予定の機能 (チャット、ブレイクアウトルーム、反応でサムアップしてもらうなど) をそれぞれやってもらい確認しました。
  • 学生のビデオはオフにしてもらっています (教員でなく受講している女子学生の顔をチェックする男子学生がいるという情報をSNSで見たため)。グループディスカッションではビデオをオンでやっているところもあるようですが、そのときはバーチャル背景を使用するように指導しています (プライバシー保護のため)。学生さんの顔が見えない分、あちらの反応が分かりづらく、授業に集中してくれているかも見えづらいので、サムアップで反応を確かめたり、随所でチャットで意見を打ち込んでもらったりするようにしています。
  • 授業中の質問はZoomのチャットで受け付けています。全員が共有する方式と、わたしだけにメッセージが届く方式とを使い分けてもらっています。
  • 授業開始直前や開始後にネットワークトラブル等でZoomのミーティングルームに入れないときのためにLINEのオープンチャットも開設しています。 実際に、授業開始後にZoomに接続できない学生さんが連絡をくれたりして利用しています。
  • ネットワークの問題で授業が受けられない場合にも、同じ内容をあとで撮影してアップロードすることにしています (リアルタイムの授業も記録していますが、後で動画として観るのとではテンポ感が違うと思うので、撮り直すことにしました。ただし今のところ全員が参加できているのでまだ撮影し直したことはないです)。

学生の反応

  • まだ1回しか授業を実施していないのでわかりませんが、操作はちゃんとできていたようです。ただ、CLEのメールでZoomのIDなどを授業の数日前に告知していたのですが、メールをチェックせず、ミーティングルームへの入り方がわかりませんでした、と連絡をしてきた学生が複数いました。
  • ブレイクアウトルームでのグループディスカッションは、初対面の学生同士でやってもらうので負担に思うのだろうかと少し心配していましたが、人見知りの学生さんが、毎回同じメンバーでやってほしいという意見をくれる一方で、今ほかの学生とやりとりする時間がないので、毎回違うメンバーでグループを組んでもらってなるべくたくさんの学生とやり取りをしたいという意見をくれる学生さんもいたので、授業のどこかで取り入れるのはいいのだなという印象を持ちました。
  • グループディスカッションについては学生さんにアンケートを実施しましたが、回答期間の5日間のうち、1年生の授業は初日に半数以上が回答してくれて、意欲を感じます。

お問い合わせ先(教職員のみ)

  • ● CLEに関するご質問  →  cle-support[at]ecs.osaka-u.ac.jp
  •  * 学生は担当教員に相談するか、CLE上の学生サポートデスク掲示板でご質問ください。
    ● echoに関するご質問  →  echo360[at]celas.osaka-u.ac.jp
    ● その他のご質問  →  tlsc-support[at]celas.osaka-u.ac.jp