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生成AIの教育活用例 | 教員向け
ルーブリックに沿ったレポートの評価・フィードバック
ルーブリックに沿って学生のレポートを確認し、評価案やフィードバック案を作成する活用例です。生成AIの出力はあくまで参考とし、最終的な評価は教員が行います。
使うツール
生成AI 対話型生成AI
使い方
- レポート課題と評価基準(ルーブリック)を用意します。
- 下記のプロンプト例を確認し、必要に応じて授業の課題や評価基準に合わせて調整します。
- 利用が認められた生成AIにプロンプトと評価対象のレポートを入力し、評価案・フィードバック案を作成します。
- ルーブリックとレポート本文に照らして出力を確認し、教員自身が最終的な評価を決定します。
こんな場面で使う
- レポートの提出数が多く、ルーブリックに沿った一次的な確認を効率化したいとき
- 評価観点ごとに、レポートの長所や改善点を整理したいとき
- 学生に返すフィードバックの文章案を作成したいとき
- 誤字脱字、構成、文字数などの確認漏れを減らすために補助的に利用したいとき
活用のヒント
評価の根拠を示す
ルーブリックの各観点について、評価結果だけでなく、その根拠となるレポート中の記述を示すよう指示すると、教員による確認がしやすくなります。
生成AIの出力を検証する
生成AIは文字数や誤字脱字を誤って判定したり、本文にない問題点を挙げたりすることがあります。特に成績に関わる判断は、必ず教員が元のレポートと照合してください。
学生情報を適切に扱う
学生の個人情報や未公開の提出物は、所属機関の方針と利用サービスのデータ取扱条件を確認し、許可される範囲で扱ってください。
プロンプトの例
ルーブリックを使ったレポート評価の指示文
添付資料の例をもとにしたプロンプトです。クリックすると、課題・ルーブリックを含む全文が表示されます。
レポートの評価用プロンプトを見る
あなたは大学教員です。大学1年生を対象に「レポートの書き方」の授業を担当しています。今回、以下の【課題】を課しました。以下の【ルーブリック】を使って【レポート】を採点してください。なお、「良い」「改善すると良い」を選択した場合はフィードバックのコメントも書いてください。「独創性」の評価について、「良い」「改善すると良い」を選択した場合は、改善例を簡潔に示してください。「誤字脱字」については、どこに誤字脱字があったのかを示してください。「客観的なデータ」について、「良い」「改善すると良い」を選択した場合は、どの部分でデータを示すとよいかを書いてください。 【課題】 テーマに関するメリット、デメリット、解決策を800字で述べる 【ルーブリック】 観点 | とても良い | 良い | 改善すると良い レポートの型 序論→本論→結論になっている | 序論→本論→結論がわかりづらい部分がある | 序論→本論→結論になっていない 1字下げ 段落の冒頭はすべて1文字スペースを空けている | 段落の冒頭で1文字スペースを空けていないところがある 文体 常体文(だ・である)を使っている | 常体文(だ・である)を使っていない/敬体文(です・ます)と混在している 一文 すべて一文が短くまとめられている(約80文字) | 一文が長い(約80文字以上の)文章がある メリット メリットが簡潔に列挙されている | 簡潔でないが、メリットが列挙されている | メリットが書かれていない デメリット デメリットは多くて2つに絞り、詳細に書かれている | 詳細ではないが、デメリットが書かれている | デメリットが書かれていない 解決策 デメリットに対する解決策を書いている | デメリットと関係のない解決策を書いている部分がある | デメリットと関係のない解決策を書いている 文字数 720~880字内で書かれている | 719字以下もしくは881字以上で書かれている 誤字脱字 誤字脱字、体言止めがない | 誤字脱字、体言止めが計1~2箇所ある | 誤字脱字、体言止めが計3箇所以上ある 解決策の実現可能性 解決策が具体的で実行可能である | 解決策がやや抽象的である/解決策の実行がやや難しい | 解決策が抽象的である/解決策の実行が難しい 客観的なデータ 解決策を示せるような客観的なデータがある | 解決策を示せるような客観的なデータが少ない | 解決策を示せるような客観的なデータがない 引用文献・参考文献(文字数には含まれない) 引用文献や参考文献があり、書誌情報もしくはURLが書かれている | 引用文献や参考文献がない/書誌情報もしくはURLが書かれていない 独創性 自分なりの考えやアイディア等が示されている | やや自分なりの考えやアイディア等が示されている | 自分なりの考えがあまり書かれていない 【レポート】 (ここに学生のレポートを貼り付けてください)
※ 元画像のルーブリックには評価段階の記述が2つだけの観点があり、その対応が判別しにくい箇所があります。授業で使う際は評価基準の段階を確認・補足してください。
授業に合わせて評価プロンプトを調整
課題・評価基準などを入力すると、生成AIに貼り付けられる指示文を組み立てます。
STEP 1 授業と評価基準について入力する
未入力の場合は、上記のプロンプト例にある課題を使用します。
未入力の場合は、例のルーブリックを使用します。独自の基準を入力すると、例のルーブリックと置き換わります。
STEP 2 生成されたプロンプトを確認・編集する
生成された文章は、この画面で直接書き換えられます。 内容を確認し、必要な箇所を修正してからコピーしてください。なお、生成AIによる自動推敲は行いません。
※ STEP 1から作り直すと、ここで編集した内容は上書きされます(確認画面が表示されます)。
生成AIを活用してさらに調整したい場合
生成AIを活用して、さらに調整するためのプロンプトを作成できます。(クリック/タップで開く)
※「AIへの調整依頼文をコピー」を押すと、上に表示されている文面に、ここで入力した調整内容を反映したプロンプトをコピーできます。