- 2024年9月5日~9月6日
- 10:00~18:00
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オンライン
*詳細はお申込みいただいた方にお知らせ致します。
概要
本ワークショップでは、学習者中心の授業の設計方法を学んだうえで、ご自身のシラバスや授業のブラッシュアップを行います。
対面授業をどのようにオンライン授業に移行していけば良いのか?オンライン授業と対面授業をどのように組み合わせたら良いのか?今回の授業づくりワークショップでは、通常の内容に加え、オンライン時代の授業づくりを検討します。
専門家からのフィードバックをもらい、同じ悩みや不安を抱えた教員と改善のアイデアを練ることで、授業のさらなる質向上を目指します。単発で開催されているシラバス作成法、講義法、アクティブ・ラーニング、学習評価、ルーブリック評価の内容を集中的に学ぶことができるという点で効率的です。
※パソコン及び改善したいシラバスをご準備ください。
※全課程修了後に修了証が授与されます。
※途中からの参加・退出はご遠慮ください。
目的
学生の学習を促すために、よりよい授業のデザイン方法と基本的な授業方法を身につける。
到達目標
- 適切に授業目的・目標を設定できる。
- 自学自習を促すシラバスを書くことができる。
- 様々な授業方法の中から、目的・目標にあったものを選択できる。
- 様々な学習評価方法の中から、目的・目標にあったものを選択できる。
- アクティブラーニングを促す教育技法を、自らの授業で導入することができる。
- 継続的な授業改善に必要な部局・機関を超えた人的ネットワークを構築する。
新任教員研修プログラム区分
教育能力開発プログラム
対象
新任教員研修プログラムの一環【教育能力開発】(20時間相当)としても開催されますが、全教員の皆様に参加頂ける内容となっております。
参加費
無料
定員
4名〜16名(先着順)
ご準備いただくもの
お願い
- 8月30日(金)までにお申し込みください。
- 関連する動画や資料教材の閲覧を踏まえた事前課題があります。
- 全課程修了後に修了証が授与されます。
- 通し研修となりますので、途中からの参加・退出はご遠慮いただいています。
- 2018年度以前に実施されていた「コースデザインワークショップ」と一部分を除いて同一内容です。
- 研修の様子を写真・ビデオで記録し、教育学習支援部の活動紹介等に利用させていただく場合がございます。差し支えがございましたらお知らせください。
- セミナー受講にあたり、特別な配慮が必要な場合、開催2週間前までにご連絡ください。
過去の参加者の声
- オンライン授業でどういうトラブルが起こるのか、どういう風に学生側から見えるのか、などオンラインだからこそ実践・体験できたことは非常に役に立ちました。
- ワークショップのプログラムの設計を実例として、授業デザイン、運営方法を学ぶことができました。 本当に充実した2日間でした。
講師
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佐藤 浩章
Hiroaki Sato 学際大学院機構
教授
- 経歴
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1997年北海道大学大学院教育学研究科・修士課程修了,2002年北海道大学大学院教育学研究科・博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。
同年4月より愛媛大学大学教育総合センター教育システム開発部講師・准教授、教育・学生支援機構教育企画室准教授・副室長、2013年10月より大阪大学全学教育推進機構・准教授、教育学習支援センター副センター長を経て、2016年6月より現職。この間、ポートランド州立大学客員研究員、キングスカレッジロンドン客員研究フェロー、名古屋大学客員准教授、北海道大学客員准教授、国立教育政策研究所高等教育研究部客員研究員、大正大学客員教授・顧問、愛媛大学客員教授、近畿大学客員教授を歴任。専門は高等教育開発。
著書等に、『看護教員のための問題と解説で学ぶ教育設計力トレーニング』(2023、監修)、『大学教員の能力開発研究』(2023、単著)、『看護教員のための問題と解説で学ぶ教育評価力トレーニング』(2022、監修)、『高校教員のための探究学習入門』(2021、単著)、『授業改善 (シリーズ 大学の教授法6)』(2021、共編著)、『講義法 (シリーズ 大学の教授法2)』(2017、編著)、『大学のFD Q&A』(2016、編著)、『大学生の主体性を促すカリキュラム・デザイン』(2016、編集代表)等。
- 資格等
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博士(教育学,北海道大学)、高等学校教諭専修免許状(公民)
- 自己紹介
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大阪大学の学生の学びと成長のために、ミクロ(授業)・ミドル(カリキュラム/教育プログラム)・マクロ(組織・機関)レベルの教育改革の取り組みを支援します。
その際、現場のニーズをしっかり分析した上で、ファカルティ・ディベロッパーとしての経験と専門的知見に基づき、クライアントと共同して課題解決に取り組むよう心がけています。
各種研修においては、一方的なレクチャー形式ではなく、個別・ペア・グループワークを取り入れ、参加型の研修にするよう努めています。
また、授業・研究室運営、学部・学科の教育課題に関わる個別のご相談にも対応いたします。
お気軽に当サイトのお問い合わせフォームでご連絡ください。
▼個人のWebサイト
http://hiroakisato.com/wp/
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村上 正行
Masayuki Murakami 全学教育推進機構 教育学習支援部・教授
- 経歴
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1997年京都大学総合人間学部卒業、1999年同大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、2002年同大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士課程指導認定退学。博士(情報学)(2005年9月)。
2002年4月より京都外国語大学外国語学部講師、マルチメディア教育研究センター講師、准教授、教授などを経て、2019年4月より現職。
専門は教育工学・大学教育学。
- 資格等
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博士(情報学)(京都大学 2005年)
中学校教諭一種免許状(数学)、高等学校教諭一種免許状(数学)
- 自己紹介
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大学教育を対象として、授業改善を支援するための教育データ分析や授業映像分析、ICTやソーシャルメディアを活用した授業実践、ラーニングコモンズなどの学習環境のデザインや運用、評価に関する研究をしてきました。
教育学習支援部の一員として、大阪大学の教育・研究の発展のために、先生方の教育改善に関わる支援、大学院生への研修などに関わっていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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浦田 悠
Yu Urata 全学教育推進機構 教育学習支援部
准教授
- 経歴
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京都大学大学院教育学研究科・博士課程修了。
2023年8月より現職。
専門は生涯発達心理学,ポジティブ心理学,ICT活用教育。
- 資格等
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博士(教育学,京都大学)
- 自己紹介
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これまで青年期の人生の意味への問いに関心を持ってきましたが,最近はポジティブ心理学に基づいた教育実践なども試みています。
現職ではICTを用いた学習環境の整備を軸として,教育学習支援に係わる業務を担当しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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金 賢眞
スチューデント・ライフサイクルサポートセンター
特任助教
金 賢眞
Kim Hyunjin スチューデント・ライフサイクルサポートセンター
特任助教
- 経歴
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大阪大学大学院文学研究科 修士課程修了、同研究科博士後期課程単位取得退学(2021年 3月)。
文部科学省国費留学生を経て2022年4月大阪大学教育学習支援部 特任研究員になり、同年度8月より現職。
専門は日本語学。
- 資格等
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修士(日本語学、大阪大学)
- 自己紹介
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主に日本語母語話者の敬語表現の「誤用」の実態について計量的に研究しております。
以前受講生としてFFPを受講した経験もございますので、FFPのことで何か困ったことがございましたら、なんでもお気軽にご相談ください!
サポート役として、皆様のお役に立てるように頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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長岡 徹郎
Tetsuro Nagaoka 全学教育推進機構 教育学習支援部
助教
- 経歴
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2011年京都大学文学部卒業、2013年同大学大学院文学研究科修士課程宗教学専攻修了、2016年同大学大学院文学研究科博士後期課程宗教学専攻指導認定退学。
2020年4月より京都大学高等教育研究開発推進センター研究員、大阪公立大学教育学修支援室特任助教などを経て、2023年4月より現職。
専門は日本哲学・宗教哲学。
- 資格等
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修士(文学、京都大学)
- 自己紹介
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私はこれまで日本哲学、特に西田幾多郎や西谷啓治、上田閑照を中心とする京都学派における宗教哲学の現代的展開について研究してきました。
大学教育には京都大学文学研究科プレFDへの参加をきっかけに携わるようになり、それからは実地で大学教育について学んできました。FDを通じた様々な分野の先生方との相互交流から得た知識や技術を駆使して、授業内容に応じた柔軟なFD活動を目指していきたいです。他の先生方とは異なる経歴を活かして、大阪大学の教育の発展に貢献できるよう、努力いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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楠本 真二
全学教育推進機構
教育学習支援部長
情報科学研究科・教授
楠本 真二
Shinji Kusumoto 全学教育推進機構 教育学習支援部長/情報科学研究科・教授
- 経歴
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1991年7月 大阪大学 基礎工学部 助手
1996年2月 大阪大学 基礎工学部 講師
1997年4月 大阪大学 大学院基礎工学研究科 講師(改組による)
1999年10月 大阪大学 大学院基礎工学研究科 助教授
2002年4月 大阪大学 大学院情報科学研究科 助教授(改組による)
2005年4月 大阪大学 大学院情報科学研究科 教授(現職)
2020年4月から教育学習支援部長,現在に至る
この間、2005年オーストラリア国立情報通信技術研究所(NICTA)客員研究員
専門は、ソフトウェア工学、特に、ソフトウェア開発の定量化、品質保証技術、開発見積り等
- 資格等
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博士(工学)
- 自己紹介
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教育学習支援部(TLSC)では、大学教員の教育力の向上、学生の学習支援や学習環境の整備等、大阪大学での教育学習支援のための活動に、この分野の専門家の先生方が熱心に取り組んでいます。
わたくし自身もこれらの活動を勉強させていただきながら、TLSCの更なる発展や活動に、少しでもお役にたてるよう努力していきます。よろしくお願い致します。